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第16回 SPIトワイライトフォーラム 2016年11月
(JASPICの研究員または会員企業・グループ会社の方に限定)
テーマ:「アジャイル体験」
発表者:株式会社富士通マーケティング GLOVIA事業本部
サポート・サービス統括部 サービスビジネス部
松浦 豪一氏
主 催:日本SPIコンソーシアム(JASPIC)
日 時:2016年11月28日(月) 14:00-19:00
場 所:オムロンラーニングセンタ 6階 61B
(オムロン京都センタービル 隣り)
日本SPIコンソーシアム(JASPIC)では、ディスカッションを重視した
トワイライト・フォーラムを開催しています。
毎回、ソフトウェアプロセス改善(SPI:Software Process Improvement)
に関わるホットなテーマを取り上げ、いろいろな視点/観点から議論します。
今回はJASPICの研究員または会員企業・グループ会社の方に限定して募集し
ます。JASPIC会員企業と参加費については、開催要領の「3. 参加費:」を
参照してください。
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■概要
アジャイル開発をすすめていく上で、チームが自己組織化することが必須と
いわれています。リーダシップ型のマネジメントになれており、アジャイル
開発が理解できない要因になっています。
問題を解消して、アジャイル開発のマネジメントを理解するために、体験型
のワークショップを行います。
<アジャイル体験のポイント>
アジャイル開発を進めるために、6つのポイントを教育しております。今回
の「アジャイル体験」では、1、4、5、及び、6の一部が体験できます。
1. 優先順位で開発する。
すべての開発項目を終わらせるまでやるという習慣になっており、価値
の高いもの早くリリースするという考えがない。失敗することでアジャ
イル開発になっていないことを体験する。
2. 繰返開発でデグレードをさせない対策を考える。
開発項目に関連性を持たせ、開発を進めるとデグレートが発生すること
を体験する。
3. 利用者視点で開発する。
ウォーターフォール開発では、設計書どおりであれば、ユーザの要求を
満たしていなくても問題なかった。アジャイル開発は要求に書いてある
かではなく利用者視点で問題ないかで判断する。利用者視点で考えられ
ていないことを体験する。
4. 計画を変更する。
順序どおりに作成することが習慣になっている。当初の計画が2回目のス
プリントでは変わってしまうことを体験する。
5. すべては予測できない。
スプリントの最中に計画に作業が必要なことに気がつかせる。計画変更
が簡単にいかないこと、状況にあわせて改善しなくてはならないことを
体験する。
6. プラクティスを体験することで理解度を深める。
メリットを理解するのではなく、やらなかった時に発生する問題が体感
することができ、実践に結びつける。
・計画ミーティング(相対見積もり・プランニングポーカー)
・朝会(バーンダウンチャート)
・開発(ペアプログラミング)
・ふりかえり(KPT)
本テーマの内容は、次の論文に詳述されています:
論文名:アジャイル開発プロジェクトマネジメントに対応する人材育成
― 改善によって成長を期待するマネジメント ―
著者 :松浦 豪一(株式会社富士通マーケティング)
発行 :情報処理学会デジタルプラクティス Vol.7 No.3 (July 2016)
*************************** 開 催 要 領 ***************************
1. 日時:2016年11月28日(月) 14:00 - 19:00(受付開始:13:30)
2. プログラム(予定):
ユーザストーリに従いドミノと折り紙を使った
アジャイル体験模擬プロジェクトを行います
13:30 - 14:00 受付
14:00 - 14:20 流れの説明
14:20 - 15:35 スプリント#1
15:35 - 15:45 休憩
15:45 - 17:00 スプリント#2
17:00 - 17:10 休憩
17:10 - 18:30 フリートーク or スプリント#3
18:30 - 18:45 質疑応答&ディスカッション
18:45 - 19:00 後片付け
19:15 - 懇親会(有志、懇親会費は自費)
3. 参加費:
JASPIC研究員 無料
JASPIC会員企業 1,000円
JASPIC会員企業のグループ会社 2,000円
※JASPIC会員企業は次のサイトを参照してください:
会員企業一覧
4. 支払い方法:
- 当日現金払い(できるだけお釣りのないようにご準備お願いします)
- 領収書を発行いたします
お申込みに際して頂きました個人情報は、日本SPIコンソーシアムが厳重に
管理し、当催事へのご参加可能にする目的のみで使用します。
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